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-staff-
原作/ルイス・セプルベダ
訳/河野万里子(白水社刊)
脚色/いずみ凜
演出/菊池 准
美術/大田 創
音楽/萩 京子
照明/遠藤正義
効果/杉山秀行
衣裳/加納豊美
ムーブメント/大原晶子
舞台監督/三宅 博
演出助手/松野方子
宣伝美術/滑川公一
制作/小田芳信
-story-
ある日、港町に住む黒猫のゾルバは一羽のカモメに出会う。
海に流れて出た原油に羽をやられてしまい瀕死のカモメは、ゾルバに三 つの願いを託す。

「わたしはこれから卵を産むけど、それは決して食べないで」
「そしてその卵のめんどうを見て、卵をかえして」
「最後に、ひながが大きくなったら、飛ぶことを教えてやって」

ゾルバは面食らいながらも、母親として必死のカモメの訴えを受け止め る。

そして、港の猫の長老〈大佐〉やその〈秘書〉、百科辞典を愛読する〈博 士〉、広い海と世の中を知る〈向かい風〉といった仲間の猫たちの協力を 得ながら、卵をかえすことに成功する。

フォルトゥナータ(幸運の者の意)と名付けられたひなカモメは、ノラネコ やネズミの危険にさらされながらも、ゾルバらの愛情に育まれ、健やか に成長していく。

…いよいよゾルバには、最後の約束を果たすときがせまっていた… 

-cast-
ゾルバ ……………… 更井 孝行
大佐 ………………… 鹿島 伸往
秘書 ………………… 村井   裕
博士 ………………… 古川 伴睦
向かい風 …………… 新堀 創世
ノラネコ1……………… 飛田 晃治
ノラネコ2……………… 小倉 輝一
ブブリーナ …………… 安田由美子
マチアス……………… 前田 承生
ケンガー,ネズミのボス・ 二瓶 美江
フォルトゥナータ ……… 池田   舞
詩人 ………………… 小林 利也


劇団仲間のタビニッキ





2002年夏休み公演のアンケート


それがどんなことでも、「本気でや る」ということの大切さ、素晴らしさを 改めて教わりました。どんなに大変 でも、人から笑われても本気でやり 抜くことが、結果は関係なく、自分 の心にも自信が持てるようになる し、どんな人の心も変えることが出 来るんですね。
              (43歳、女)
カモメが飛び立つときの仲間達の心 が、観る私達に訴えてきて、感動い たしました。詩の流れの中で心が変 わっていくことも雰囲気があって素 敵でした。ありがとうございました。                (?、女)
弱いものに対するやさしさ、それを みんなで力、知恵を出し合って成し 遂げる。生きてゆくために一番大切 なことを教えてくれています。舞台 装置も良くできていますし、何より出 演者ひとりひとりの劇の打ち込む姿 勢が伝わって来ます。これからも期 待してます。                             (63歳、女)
今まで、こういう劇団のものを見た 中で、“ウケ”があったのは、これが 初めてでした。特にウケたのは、ヒ ナのパパ&ママがいつのまにか決 まっていたところや、ヒナが飛ぶ練 習をしている時、“いざ!私は空へ 飛ぶんだ”という時に失敗したところ です。こんなにたくさん笑える場面 のあるこの劇を、私は愛していこうと 思いました。         
              (12歳、女)
楽しい公演でした。港町の舞台装 置が美しく、水際まで迫る山の斜面 に積み木のように集まって建つ民家 の風情がアマルフィ海岸を彷彿とさ せます。キュビスム的に建物の構 造が相貫しているところも、空間的 な深みやリズムを感じさせて面白い です。台詞も分かり易く、脚本がしっ かりしているのでしょう。                     (45歳、男)
たくさんの大人の期待や、思いを一 身に担って、それでも自分を見つけ られるフォルトゥナータ。この舞台を 観る子ども達が勇気づけられますよ うに。役者さん達が楽しそうに演じ ているのが観ていて気持ち良かっ たです。                               (45歳、女)
ゾルバとカモメが輝いていました。 それを助けていた仲間のネコたちも とてもよかったです。感動しました。 子供にも自分のやりたいことを見つ け、それに向かってがんばって欲し いと思いました。                            (?、女)